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成長

経済成長率3%以上をめざします、と選挙公約。

3%というとバブル崩壊前くらいか。
で、「日本を、取り戻す。」というわけか。

今どこに、そんな成長の余地があるのか、
私には実感として、わからないのだが。
成長は、絶対にしなければならないのか、も。 

というわけで、
「移行的混乱-経済成長神話の終わり」(平川克実著)と言う本を読んでみた。

本を選ぶのは、自分がなんとなく感じていることのウラをとりたい、
という気持ちも大きいのだなと思う。
意外に全然公平ではないのだな、と今頃気づくことが意外かな。

かなり乱暴に内容を要約すると、

日本の人口は2006年をピークに減少の一途をたどり、
人口減少局面では経済成長は望めないだろう。
民主化の進展→教育の普及、識字率の向上→女性の地位上昇→出生率の低下、
は必然的な流れであり、政策により(それはそれで必要だけど)
人口減少を食い止めるのは難しい。

「戦争と平和」を思い出した。
作中で長々と(小説にしてはあり得ないくらい、住井すえの「橋のない川」くらいに)語られる、
トルストイの歴史観を。


さて、ではこれからどうしたらよいのかという対応策は、
「ダウンサイジング」という一言以外には語られず、
本は、唐突な感じで終わる。
夜真っ暗な見知らぬ町で、カーナビに
「目的地周辺です、案内を終了します。」と放り出された時みたいに。
(あれ、すごくあせる)

まあ、作者はまえがきで、
「現代を、時代の転換期ととらえ、
歴史的な「現在」に対するわたしじしんんの立ち位置を確認するために」書いたと、
はっきりことわっているのだけれど。

具体策はないが、これから自分でちびちびと考えていくのに
いい材料は、ある。

「今日的問題を考えるということは、
思考の方法それ自体を検証してみること」
「ほとんどの問題には短期的で合理的でクリスプな解決策があるが、
同時にほとんどの問題はその解決策を生み出す発想そのもののうちにすでに孕まれている」

などなど。

そして、最近身の周りで
小さな店を自分で開業する人が増えているように感じるのは、
本に対応策が書かれる前にすでに
個人個人は動き出しているということか。



2012.12.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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